そのお店は、ズバリ!「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ(神宮前)」です。
http://www.fonda-m.com/index.html
正当派メキシコ料理のお店。メキシコ料理と言えば、ジャンクフードの代名詞のようにお考えの諸兄もいらっしゃるかもしれませんね。タコスやトルティーヤチップスなど、ビールのおつまみには最適です。しかし、これだけがメキシコ料理ではありません。まあ、これは、日本料理で言うところの「たこ焼き」あるいは、「エイひれ」程度ですね。
このお店は、メキシコ料理の「なだ万本店(紀尾井町)」「躍金楼(銀座)」「藤右衛門(京都)」クラス(?)でしょうか。とにかく、こんなチャンとしたメキシコ料理が、あるんだとちょっと感動します。しかも、マリアッチ(3人組の楽団)が、ギター片手にテーブルを回って演奏してくれます。ちょっと、チップなど差し上げて、「彼女にロマンチックな曲を・・・」なんて、言ってみてください。もう、彼女の目には、「尊敬のまなざし」・・・かっこいいです。
さて、何をいただくかですが、まずは、マルガリータを注文してください。もしここで、コロナなんて頼んだら、あなたは、ガキ(?)・・・失礼、素人のそしりを免れません。
マルガリータもいろいろあります。お好みのものをどうぞ!そして、「サルー(乾杯)!」とグラスを差し出し、彼女と乾杯です。なお、大きなグラスで出てきますので、一気に飲み干してはいけません。お酒に弱い方は、特にご注意ください。なにせテキーラ・ベースですから、結構きますよ。また、フローズン・マルガリータには、くれぐれもご注意ください。あまりの冷たさに、三叉神経に激痛が走ります(これを医学用語で「アイスクリーム頭痛」といいます。ホント)。そんな顔を彼女に見せるなんて、カッコ悪~。
さて、最初に頂くのは、「ソペス」、とうもろこしのパイケースにメキシカンビーンズ、サラダ、チーズをのせたメキシコ風カナッペです。このとき同時にナチョスを頼みましょう。トウモロコシのチップスにメキシカン・ビーンズ、アボガド、チーズをのせて軽く焼きあげたものです。メインがでてくるまで、ちびちび楽しめますよ。「いかがですか?」とウェーターが訪ねてきたら、すかさずひとこと「オラ アミゴス(おいしい)!」と言いましょう。
さて、いよいよメインですが、本日はこれしかありません。「ポジョン・コン・モーレ・シルエラ」です。「モーレ」、つまり「モーレ・ポプラーノ」というソースがかかった、グリルドチキン。このモーレ・ポプラーノのこそが、本日の主役であるチョコレートソースです。チョコレート言っても決して甘くはありません。数十種類のスパイスとあのチョコレート独特の柔らかな苦みが絶妙です。まあ、初めて食べると驚きますよ。おいしいかまずいか、正直申し上げて・・・。まあ、お試しあれ!
最後の仕上げには、「カエ・メヒカーナ」と行きましょう。テキーラ、カルーア入りのちょっとガツンとくるコーヒー。こんな、バレンタイン・ディナー・・・大人だと思いませんか?
2007年2月12日月曜日
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