期待に胸をふくらませる(?)バレンタイン・デー。本命か、はたまた、義理か。悲喜こもごもの人間模様が、繰り広げられる季節となりました。
さて、彼女が、あなたに「バレンタインのプレゼントよ!」と何かくれました。チョコレートだと思って、箱を開けたら、座薬(たとえば、プリザS)が入っていたら、あなたは、どのように対応しますか?
(1)バカヤロ~と、床に叩きつける。
(2)ニヤッとして、その場で、ブスッ!
(3)ありがとう、本当に君はすてきだよ!と彼女を抱きしめる。
正解は、(3)です。一応、(2)もおまけで正解にしておきます。
それはなぜでしょうか?実は、座薬は、チョコレートとは、分身みたいな関係にあるんですね。ですから、ちょっと使用目的は違いますが、あなたはが、チョコレートをもらったことにかわりはありません。
実は、座薬の基材になっているのが、ココアバター。ココアバターとは、チョコレートの原料であるカカオ豆から抽出された油脂のことです。カカオ豆は、粉砕、圧搾され、ココアパウダーとココアバターに分離されます。これが、チョコレートの原料となります。
ココアバターは、ステアリン酸という脂肪酸が多量に含まれており、植物油脂の中で、唯一常温では、固形ですが、体温より少し低い温度で溶け出し、液体化します。あの、お口の中でトロッととろける舌触り!たまりませんよね。肛門に入れて、トロッと溶けて、スーッと広がる心地よさも、やっぱりたまりません。これ、気持ち良さの元は一緒だったということです。
また、酸化変質しにくいと いう特性があります。加えて、消炎効果、粘膜保護機能があり、座薬の基材としては、大変優れた特性を 持っているんですね。
バレンタインデーに座薬をもらったあなた!決して取り乱してはいけませんよ。それは、彼女の優しい思いやりに違いありません(ちょっと深読みかもしれませんが)。ありがとう・・・ブスッ!君も一緒に・・・ブスッ!今日もすてきな夜になりそうですね。

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